木象嵌師 高橋 貞雄 作品展
2017年1月31日から2月6日までのイベントコーナーの詳細をお伝えします!
日時・場所・内容
日時:平成29年1月31日(火)~2月6日(月)
時間:10:00~20:00 (最終日18時まで)
場所:小田原地下街・TAKUMI館
イベント内容
■「木象嵌師 高橋 貞雄 作品展」
箱根・小田原地方の伝統工芸 木象嵌の数少ない木象嵌師 高橋貞雄 の展示販売です。
いつもTAKUMI館で作品を販売をしていますが
今回は、イベントスペースで普段は販売していないたくさんの作品がならびます。
こんなにたくさんの作品が見れることはなかなかありません。
自然の木の色合いだけで、表現する木画。
年数がたつにつれ、風合いもまし、ずっと長く愛着がもてる木画の作品。
特に、貞さんの作品は伝統的なものもありますが、
貞さんにしか作れない、ほんわかするかわいらしい作品が人気です。
ネコやフクロウなど、かわいい動物のやさしい表情にいやされます。
この機会にぜひ、TAKUMI館に足をお運びくださいませ。
※前回の作品展の様子です
木象嵌(もくぞうがん) とは・・・
木象嵌は種々の色合いを持つ天然木材を使い、絵画や図案を嵌めこんで
表現する木画の技法です。日本では正倉院卸物にも多くみられる手法です。
箱根、小田原地方の木象嵌は100年以上の歴史があり、明治時代に木工足
踏みミシンが輸入されたのがきっかけで始まりました。約1㎝の板厚で製
作された木画を特殊な大鉋で経木状に薄く削ります。この技術は箱根寄木
細工と同じ技法でこの種板から経木状の木画が約40枚ほどできます。
これをズクといい板に貼り小箱や額装されて完成します。
現在では木象嵌師も少なくなり数名になってしまいました。